肩こりの原因は姿勢にあった
なぜ姿勢が崩れると肩がこるのか
「姿勢が悪いと肩がこる」とはよく言われますが、なぜそうなるのか、はっきりわかっている方は少ないかもしれません。
この記事では、姿勢と肩こりの関係を体に負担がかかる仕組みからわかりやすく解説します。
姿勢が整っているとき、体は何をしているか
理想的な姿勢のとき、体の重さは骨格全体で分散されています。頭・首・背骨・骨盤が一直線に近い状態であれば、筋肉への負担は最小限になります。
このとき肩や首の筋肉は、余計な力を使わずに済んでいます。疲れにくく、血流も保ちやすい状態です。
姿勢が崩れると何が起きるか
姿勢が崩れると、骨格だけでは体の重さを支えきれなくなります。そこで筋肉が「代わりに支えよう」と働き始めます。
問題は、この状態が長時間・毎日続くことです。特別に何かをしなくても、「存在しているだけで」筋肉が疲労し続ける状態になります。
「前重心」が肩への負担を増やす
現代の生活では、スマートフォンやパソコンの操作など、前を向いて下を見る姿勢が長時間続きます。この「前重心」の姿勢が、肩こりの大きな背景になっています。
人の頭は約4〜6kgあります。正しい姿勢では首への負担はほぼゼロに近いですが、頭が前に15度傾くだけで約12kg、30度では約18kgの負担が首にかかると言われています。これが毎日続けば、首・肩の筋肉が疲れないはずがありません。
猫背と肩こりの深いつながり
猫背になると、背骨の自然なカーブが失われます。すると頭の位置が前にずれ、肩が内側に巻き込まれます(巻き肩)。
この状態では、肩甲骨まわりの筋肉や首の後ろの筋肉が引き伸ばされたまま頑張り続けることになります。引き伸ばされた筋肉は血流が悪くなりやすく、こりが取れにくい状態が続きます。
猫背を放置すると肩こりがくり返しやすくなるのは、こういった理由からです。
- 長時間のスマホ・PC操作がある
- 気づくと背中が丸まっている
- あごが前に出ていると言われたことがある
- 肩をほぐしても次の日には戻る
これらに当てはまる方は、姿勢が肩こりに関係している可能性があります。
どう整えていくか
姿勢を整えるには、姿勢そのものを「意識で直そうとする」だけでは続きません。体を内側から支える筋肉(インナーマッスル)が働いていないと、意識を向けていないときにすぐ崩れてしまいます。
なぎの木整骨院では、今の姿勢の崩れ方と、どこに負担が集中しているかを確認しながら、支えやすい体の状態を少しずつ作っていくことを大切にしています。マッサージや整体でその場は楽になっても戻ってしまう方も、まずお気軽にご相談ください。
この記事のまとめ
- 姿勢が整っているとき、筋肉への余分な負担は少ない
- 頭が前に出ると首・肩の筋肉に常時負担がかかる
- 猫背・前重心が続くと肩こりがくり返しやすくなる
- 支える力を整えることが、戻りにくい体への第一歩
肩こりが姿勢と関係している場合、どのタイプに当てはまるかを確認することも大切です。→ 肩こりのタイプ別まとめもあわせてご覧ください。

